イタリア一人旅2018①

イタリア一人旅2018①
2018年9月8日(土)〈1日目〉
フィンエアーに乗ってフィンランドヘルシンキを経由し、ローマへ出発です。私の拠点、関空が台風被害で閉鎖されてしまい、急遽中部国際空港セントレア発の便へ振替えてもらいました。前日に大急ぎで、名古屋行きの新幹線を予約。
〈フライト情報〉
今回お世話になる機材A350-900
NGO 10:30発 AY80便 → HEL 15:50着
HEL 16:20発 AY1763便 → FCO 18:45着

フィンエアー機内の様子です♡ブランケットやクッションもマリメッコでとてもかわいいです。往路はエコノミーコンフォート(プレミアムエコノミーのこと)を予約しておきました。

今回エアトリで航空券を予約したのですが、飛行機の座席指定がエアトリからは出来ませんでした。
ヨーロッパの航空会社では旅行会社経由だと座席指定が出来ず、直接航空会社へ申込みしないと座席指定が出来ないという仕組みが多いようです。。。(旅行会社にもよります)さらに座席指定には別途料金がかかります。
私もフィンエアーのホームページで航空券の予約番号を入力し、座席指定をしました。
エコノミークラスと言っても、場所によって料金が違います。

往路はマリメッコのアメニティがもらえるエコノミーコンフォートで、なおかつ、最前列の座席を指定しておきました。料金は9,090円でした。こちらがそのアメニティの内容です。

1回目の機内食です。ちょうど日本時間のランチタイムにいただきました。
機内食も別料金でスペシャルメニューに変更ができるようです。お隣の方が予約されていましたが、とても美味しそうで、ワインも付いていました。

A350-900は新しい機材で、モニター画面はタッチパネルになっていました。
機内では到着の少し前から、モニター画面で乗り継ぎ情報をみることができます。わたしはローマ行きへ乗り継ぎしますので、乗り継ぎゲートが25番と出ています。とてもわかりやすいですね。

そしてまずはヘルシンキヴァンター国際空港へ到着です。こちらは乗り継ぎエリアの写真。

このままローマ行きへ乗り継いで、フィウミチーノ国際空港(レオナルドダヴィンチ空港)を目指します。もちろん乗るのはフィンエアーです。

フィウミチーノ国際空港第3ターミナル到着後、予約していた送迎運転手さんと待ち合わせです。制限エリアを抜けた"Tourist INFOPOINTS"と表示のある辺りで、ピックアップしてもらいました。今回ホテルまでの送迎は「個人旅行のみゅう」でお願いしました。そして宿泊するのは、ホテルカラヴェルです。

ホテルに到着すると、現地時間で夜の20時半頃でした。 このままチェックインして今日はゆっくりお休みします。

2018月9月9日(日)〈2日目〉
さて2日目の朝はホテルで朝食をいただきました。
イタリアの朝食はパンにハム、チーズや焼き菓子と、カプチーノなどのコーヒーを一緒にいただくというシンプルなメニューがスタンダードとなっています。

ホテルのビュッフェというと、さまざまなメニューをイメージしますが、そんなものはイタリアの文化にはありません。

これがイタリアの良さでもありますが、朝から栄養をとりたい人にはやはりものたりませんね・・・
もちろんハムやチーズはとても美味しかったです。

さて朝食後は、徒歩でガルバテッラという最寄り駅を目指します。今回宿泊しているホテルカラヴェルからは、徒歩で約15分程かかりました。
なかなか駅の壁がカオスですが・・・主要街以外は、汚れガチなのもローマならでは。ですがこの辺りはローカルエリアで地元のローマ人も多く、治安は良かったと思います。

そして電車に乗って目指すのは、コロッセオ駅です!
通勤ラッシュ時だったので、大阪のように超満員電車でした。スリには気をつけてくださいね。私もカバンを脇にかかえたまま一切離しませんでした。ガルバテッラ駅からコロッセオ駅までは一本で、約6分程です。

そしていよいよコロッセオ駅に到着です!駅を出ると目の前はコロッセオ!しかしでかい~~!!!青空に向かってそびえ立つ姿に大感動です。
ですが、今回の真の目的はコロッセオではありません。前回イタリアに来た時、コロッセオの見学はしましたので、ここはショートカットです。

今回ローマに来た一番の目的は、フォロロマーノへ訪れることです。コロッセオを背にそのまま直進していくと、だんだんと見えてきました。
古代ローマ遺跡の世界遺産、フォロロマーノのです。

入り口でチケットを購入します。デザインがコロッセオでとてもかっこいいです。料金はコロッセオの見学とフォロロマーノ&パラティーノの丘とのセットで€12です。

入り口のマップを見ただけでも、広大な土地であることがわかりますね。

~エミリアのバジリカ~
エミリアという貴族が建てたものです。現存するものは火災後にアウグストゥス帝が再建したものだそうです。

~カストルとポルックスの神殿~
紀元前、戦争に勝利したカストルとポルックスという戦士に捧げられた神殿です。

~アントニヌスとファウスティーナの神殿~
15代皇帝アントニヌス帝が亡き妻のために建てた神殿。かつては夫婦ともに古墳があったとされているそうです。

~セプティミウス・セヴェルスの凱旋門~
古代ローマの戦争の勝利を祝して建立されたものです。セプティミウス・セヴェルス帝と息子のカラカラ、ゲタの活躍が称えられているそうです。

~ティトゥスの凱旋門~
紀元後、ユダヤ人との戦争で勝利した際に建立されたもの。パリのエトワール凱旋門のモデルになったと言われているそうです。

~カエサルの神殿~
あの有名なカエサルが火葬された場所です。当時の原型はほとんど残っておらず、周りの石垣は宮殿の土台だそうです。

ここからはパラティーノの丘を目指します。ここまでゆっくり写真をとりながら周ると1間~1時間半ほどかかりました。

そしてこちらはパラティーノの丘からの景色です。フォロロマーノはとても広い遺跡ということが丘の上からも感じることができます。
こちらもパラティーノの丘からの景色です。広大な土地に残された遺跡群の景色はとても素晴らしく絶景でした。

そしてまたコロッセオまで戻ってきました。今回は中には入りませんでしたが、そばまで行って外観だけでも十分楽しめました。圧倒的な存在感は、やはり歴史が変わっても同じです。

そしてこちらも世界遺産のコンスタンティヌスの凱旋門です。コロッセオのすぐそばにあり、こちらもパリのエトワール凱旋門のモデルになったと言われているそうです。

さて次はコロッセオ駅から電車でピラミデ駅を目指します。

ピラミデというだけあり、街の中には本当に(ミニ)ピラミッドがあります。ピラミデ駅の近くにはテスタッチョ市場というマーケットがあるので、行ってみます。お店によっては日曜でも開いているそうです。

そしてこの日、やや遅めのランチです。残念ながらテスタッチョ市場は日曜のためやはり開いておらず、中に入ることすらできませんでした。
代わりにすぐそばにあったステーキのお店で休憩です。(お店の名前は忘れました。)英語が話せるスタッフの方がいたので、助かりました。